幼虫に関するよくある質問についての続編になります。
マットについて

カブトムシのマットはどこで買えますか?
夏の時期には100円ショップでも入手可能な場合があります。最寄りのホームセンターでも問い合わせてみてください。私の場合は通常、インターネットで購入しています。マットを買う際は、広葉樹のマットを選びましょう。針葉樹のマットは成虫の飼育に向いており、幼虫の飼育には適していません。マットの袋には、カブトムシや幼虫用と記載されていることを確認してください。単独飼育の場合、マット交換は最大でも3回程度で十分ですので、5リットルあれば足りると思います。

マット交換はいつすればいいですか?
通常、秋のマット交換は3〜4週間ごとに行います。ただし、ケースの表面に糞が目立ったり、マットの量が減ったり、マット全体にカビやコバエが発生した場合は、3〜4週間待つことなくマット交換をしてください。

腐葉土でもマットとして使えますか?
園芸店などで販売されている割安な腐葉土も利用できますが、中には農薬が含まれていることもあるため、カブトムシ専用のマットをホームセンターやインターネットで購入することをおすすめします。もし園芸用の腐葉土を使用する場合は、無農薬のものを選ぶようにしましょう。

マットの交換方法を具体的に教えてください。
マットの交換方法ですが、まずは使用するマットを事前に陰干ししてください。新聞紙やタライに1〜7日ほど広げて乾燥させます。私は、プラスチックのタライ(10リットル)を100円ショップで購入し、マットを広げています。少量のマット(1リットル以下)の場合は、100円ショップで手に入る洗面器を使用することもできます。陰干しの際にマットに虫が入るのを気にする場合は、洗濯ネットで覆うと良いです。マットを洗濯ネットに入れて保護する方法もあります。

春のマット交換で、底から10cm程度マットを固めたはずでしたが、幼虫が一番底の部分にいました。またマット交換をやり直した方が良いですか?
幼虫が下に移動するのは普通のことなので、あまり気にする必要はありません。おそらく6月頃には蛹になると思いますが、もし地上で蛹になった場合は、1週間から10日ほどそのまま放置した後に、人工蛹室に移動させる必要があります。

ケースの蓋を開けたら、減っていたはずのマットが盛り上がっていて満タン状態になっていました。大丈夫ですか?
私が管理しているケース内も同様の状況ですが、大丈夫です。マットが盛り上がっていることは問題ありません。カブトムシの幼虫は成長するにつれて食欲が増すため、食べる量も増えます。マットが盛り上がるのは、幼虫たちが食事をして成長している証拠です。
ケースについて

飼育ケースで春までOKと聞きましたが、昨日の暑さで蒸されてしまってるみたいです。しばらく蓋を開けておいたほうがいい?
飼育ケースが暑くなった場合、蓋を開ける代わりに換気対策を行うことをおすすめします。蓋を開けてしまうとコバエが侵入する可能性があります。

100均で作成した飼育ボトルで幼虫を育てられますか?
カブトムシの幼虫から成虫になるまで、飼育ボトルで育てることは可能です。飼育ボトルを使用する際には、以下の点に留意してください。まず、マットの交換と水分調整を定期的に行ってください。幼虫は成長に伴い多くのマットを食べますので、3〜5リットルほどのマットが必要です。また、水分調整の際にはマットの下に水がたまらないように気を付けてください。マットの表面が乾いてきたら霧吹きを使用して水分補給を行ってください。さらに、冬季でも2週間に1度程度は霧吹きを行う必要があります。
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