2023年のババオウゴンオニクワガタの産卵セットの状況をまとめます。ちなみにペアリングや産卵セットの組み方については、別のブログで紹介していますので、そちらを参考にしてください。
今年の組み合わせは1ペアのみで、昨年の11月にヤフオクで購入した個体になります。


オスの成熟を待って2023年3月にペアリングを行い、産卵セットを3月下旬に組みました。最終的に5回産卵セットを組み、卵48個取ることができました。前回のババの産卵セットは卵が10個ほど取れましたが孵化しませんでした。今回は、孵化した子もいたのでかなり上出来な結果です。
下記に産卵セット組んだ日、材割りの日と卵の数、カワラのプリンカップに移動したときの幼虫の数、カワラ菌糸瓶に移動したときの幼虫の数をまとめした。また、材割り時の卵は完熟マットで管理しました。
産卵セット | 材割り | プリンカップに移動 | 菌糸瓶に移動 | |
産卵セット1回目 | 3/25 | 4/15 卵10 | 5/15 幼虫5 | 6/17 幼虫4 |
産卵セット2回目 | 4/16 | 4/22 卵12 | 6/3 幼虫8 | 7/8 幼虫8 |
産卵セット3回目 | 4/29 | 5/6 卵9 | 6/17 幼虫3 | 7/29 幼虫3 |
産卵セット4回目 | 5/13 | 5/20 卵8 | 7/2 幼虫6 | 7/29 幼虫6 |
産卵セット5回目 | 6/10 | 6/17 卵9 | – | 7/29 幼虫3 |
今回はメスが材に潜ってから1週間ほどで材割りをしました。産卵セット1回目は材に反応するまでに時間がかかりましたが、その後の産卵セットは投入後すぐに材に反応してくれました。また、ババオウゴンオニクワガタは材に潜ってから1週間もすれば卵を産んでくれるため、菌が回って卵がダメになる前に材割りをしました。成績としては、材割り時の卵の数は48個、無事に孵化した数が25匹。菌糸瓶に入れた幼虫は24匹でした。
今回の結果のまとめですが、卵を一か月ほど完熟マットで管理することで生存率が高くなった気がします。また、プリンカップに移動できている幼虫は1匹だけ★になりましたが、その他は無事に菌糸瓶に移動することができました。今回の産卵セットの結果から早めの材割りと完熟マット管理が良い結果につながったと思います。
今後、今回の幼虫の成長についてのコメントも掲載していきたいと思います。
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