G-4QQ06769CT

ワインセラーで温度管理

ワインセラーで温度管理 その他

温度管理に必要な備品について

  1. ワインセラー
  2. 加熱・冷却対応の温度コントローラー
  3. パネルヒーター
  4. コンセント 3P->2P変換アダプタ

ワインセラー

ワインセラーの大きさは大きいことに越したことはないのですが、置き場所の問題もあると思います。私の場合、32本収納できるペルチェ式のセラーを使用しています。ペルチェ式ですのでコスト的には安価ですが、コンプレッサー式に比べて寿命に難があります。ただ、現在稼働して3年目になりますが、冷却は正常に出てきています。おそらく、カブクワの温度管理の場合、常に冷却しているわけではないのでペルチェにやさしい使い方をしていると思います。正確な検証は時間が経過しないと分かりませんので、いずれブログの中で報告したいと思います。参考までに私が使用しているワインセラーは下記になります。

加熱・冷却対応の温度コントローラー

カブクワで使用する温度コントローラーは加熱と冷却の双方に対応する必要があります。また、温度コントローラーには温度センサーがあり、温度の状態をチェックしています。そして、設定した温度範囲になるようにコンセントのOn/Offを制御しています。具体的な動きですが、コントローラーの加熱用と冷却用のコンセントにワインセラーとパネルヒーターの電源を接続します。温度が上がった場合、冷却側のコンセントがOnになりワインセラーの電源が入ります。一方、温度が下がった場合は加熱用のコンセントがOnになりパネルヒーターの電源が入ります。私の温度設定ですが、希望の温度±1度を超えると加熱あるいは冷却が始まるように設定しています。

パネルヒーター

爬虫類用に売られている一般的なパネルヒーターをワインセラーの中に2枚設置しています。設置個所はセラー内部の底と扉です。南関東の場合ですが、パネルヒーターの能力としては22cmx25cmほどが2枚あれば真冬でも20度はkeepしています。気温が低い地域の場合、パネルヒーターの増強が必要かもしれませんので状況を見つつ調整してください。

コンセント 3P->2P変換アダプタ

温度コントローラーのコンセント形状によるのですが私の購入した温度コントローラーはコンセント形状が3Pタイプでした。家庭用コンセントには直接差し込むことができないため、2Pに変換するアダプタを用意しました。購入した温度コントローラーごとに異なりますので確認した方がいいと思います。

コンセント変換 3P->2P

まとめ

ワインセラーは気密性が高いので冷却だけでなく保温性能も優れています。カブクワのブリードでエアコン環境が使えない場合の温度制御にかなり有効な方式と思います。温度制御の精度も±1度範囲で設定することができます。私の場合、オオクワガタ、タランドゥス、ババオウゴンオニクワガタの幼虫の管理に使用しています。そして、自由に温度が振れるため、菌糸ビン交換後の暴れ対策として温度を下げるなどに使っています。タランドゥスはよく暴れますので…。また、オオクワガタの幼虫管理で冬を感じさせるため、温度を18度ぐらいまで落とす際にも利用しています。ワインセラーでの温度管理に興味がある方の参考になればと思います。

コメント